子どもたち

又々 モンテッソーリ教育を学ぶ〜教具製作②

タペストリー製作は続く

いざタペストリーのことを考え出すと、欲も出ます。

あんまり子どもっぽいのにはしたくないな
(最初作ろうとしていた「布絵本」は対象年齢が乳児のものが多かった。せっかく形を変えたのだから、もう少し上の年齢でも楽しめるものにしたい)

こんな仕掛けも作りたいな
(これ以上難易度上げてどうすんのっ!?って話なんですけど、自分も楽しめるくらいじゃないと出来上がりがつまらない)

2.5次元!?

図案の参考にしたのは

・息子が慣れ親しんだ絵本達(私も大好きだったから手元に残してあります)
・目にしたチラシ(ちょうどおせち料理の販売開始時期〜笑笑)
・よく通る公園(樹の見本ありすぎ!)

 

 

 

 

 

手当たり次第資料集めをしたまでは良かったのですが、そこから図案におこす時、想定外に難しかったのが2.5次元加減(こんな言葉あるかな?)要は2次元に落とし込まないといけないのですが、仕掛けを作ろうとしてるので、部分的に3次元。子どもっぽくし過ぎないために漫画チックとリアルの中間狙い。そのバランスのとり方が、技術の乏しい私には思いのほか難かしく、これはやってみて初めて気づいたことでした。

あとから知ったのですが、写真から図案を起こせる変換ソフトがあるんですね。クロスステッチやアイロンビーズ用みたいだから使えたかどうかわからないけど、便利そう!

色合わせ、そしてお買い物

色味は自分の中に大体のイメージがありました。
あとは細かいパーツも含め一枚のタペストリーの中にどのように配色するか。
これもねぇ。。と苦労話の連続のようになってますが、なぜか不思議と飽きないんです。何か思い浮かぶと、あれはどうかな?こっちの方がいい?だったらこれも?の連鎖が止まらなくなって。こういうのを下手の横好きというのでせう。

買い出しも一度に済ませようと(面倒くさがりの本質)コロナワクチン明けに、買い物メモを握りしめ一気買い。
しばらく手芸的なことから遠ざかっていたので、売り場が眩しかった(☆☆)
消えるチャコペン!?(即購入)
ユザ○ヤではカートを押していたら店員さんに間違えられてしまいました。


百均も昨今の手芸ブームが追い風になっているのか品揃え豊富。
それほど品質に拘らないのであれば十分なものも。原材料費が上がっている今、それ以上を求めるのは酷かな。そんなご時世も垣間見えるお買い物でした。

浦島太郎気分

十年一昔は今や死語、最近の感覚ではせいぜい五年らしいですが
何十年も前はどう表現したらいいのでしょうね。
常にアンテナを張り巡らし時代の最先端のものを積極的に追い求めるほうではないと思うので今回いろいろ動いてみると、なおのこと隔世の感がありました。

手芸材料は性質の多様性や利便性が格段に進歩しています。
専門道具も以前より手に入りやすくなっている気がしました。私のような素人でさえ使用すると作業効率がぐんと良くなり、その差を実感できます。道具にこだわるってこういうことだと実感。

ネット販売も便利です。実際手に取って確認できないのはデメリットですが、実店舗で扱っていないものも多くありますし、一軒一軒探し回る労力を節約できるのも大きい。

ネットは情報収集にも大活躍ですが、アナログ派の私としては紙媒体でも確認したいので、これまた久しぶりに図書館を利用しました。以前使っていたカードを持っていったら、有効期限(なんてある?)がとっくに切れていて新しいカードを作成。貸出しも返却もバーコード対応になったのを全く知らず戸惑っていたら、司書の方が教えてくださいました(隣の機械で高齢者の方がお一人でスイスイ手続きしてました、あは)

図書館ってなんともいえない時間の流れ方をしている空間だと思いませんか。
陽のあたる図書館の庭の椅子で読書をしているおじさまが、ちょっと亡き父に似ていました。「そういえば図書館通いが習慣だったなぁ」と思いつつ借りた本をしっかり抱きかかえて家に帰る私なのでした。